犬の飼い方    犬のブラッシングのやり方|順番と力加減で嫌がらなくなる

 プロモーションが含まれています
急上昇ワード
犬のブラッシングのやり方|順番と力加減で嫌がらなくなる
犬のブラッシングのやり方
モフ@ペット好き

こんばんは。
今回「犬猫の悩みを即解決!」が自信を持ってお届けする記事は「犬のブラッシングのやり方|順番と力加減で嫌がらなくなる」です。ではどうぞ!

ブラシを見せると逃げていく

始めるとすぐ嫌がって暴れる——

こうした状態になっているなら、やり方に原因がある可能性が高いといえます。

特に多いのがブラシが皮膚に当たって痛いというケースです。角度と力加減を変えるだけで受け入れてくれるようになることが実際によくあります。

結論

ブラッシングを嫌がる原因の多くはブラシが皮膚に当たって痛いことです。ブラシを寝かせた角度で、手首のスナップで軽く——これだけで変わることがあります。順番は背中から始めて、顔まわりは最後嫌がる前にやめるのが最大のコツです。

この記事でわかること

  • 嫌がる原因は、たいてい痛み
  • 力加減と当て方
  • 進める順番
  • 頻度は毛質で変わる
  • 嫌がる犬の慣らし方

嫌がる原因は、たいてい痛み

ブラッシングを嫌がるという悩みは非常に多いのですが、原因はかなり限られています

そしてその多くは「痛い経験をした」ことです。

ブラッシングを嫌がる原因
原因 説明
ブラシが皮膚に刺さる 角度が垂直になっている
力が強すぎる 押しつけている
もつれを無理に引っぱった 強い痛みになる
時間が長すぎる 飽きて嫌になる
苦手な場所から始めた 最初から拒否される
押さえつけられた 拘束が嫌になる
道具が毛質に合っていない 効果が出ず、長引く

「性格的にブラッシングが嫌い」という犬は実はそれほど多くありません

ほとんどが、過去の経験です。

逆にいえば痛くない経験を積み直せば受け入れてくれるようになるということでもあります。

自分の腕で試してみる

痛いかどうかを確かめる簡単な方法があります。

自分の腕にブラシを当ててみることです。

  • 普段と同じ力・同じ角度で当ててみる
  • 痛いと感じるなら、犬も痛い
  • 先端が丸く加工されたものを選ぶ
  • スリッカーブラシは特に注意
  • 皮膚に垂直に立てると刺さる
  • 寝かせる角度なら痛くない

スリッカーブラシ細い針金状のピンが並んでいるため、角度を誤ると簡単に皮膚を傷つけます

一度でも痛い思いをするとブラシを見ただけで逃げるようになることがあります。

力加減と当て方

力加減と当て方の違い
ブラシが皮膚に当たると、痛い経験として記憶されます。

正しい当て方を整理します。

ブラッシングの当て方
ポイント やり方
角度 皮膚に対して寝かせる。垂直にしない
手首のスナップで軽く。押しつけない
方向 毛の流れに沿って
範囲 少しずつ、部分ごとに
もつれ 指でほぐしてから。引っぱらない
持ち方 軽く握る。力を入れない
速さ ゆっくり、一定のリズムで

もつれは、引っぱらない

最も強い痛みを与えるのがもつれを引っぱることです。

力任せに通そうとする皮膚ごと引っぱられるため非常に痛みます。

  • まず指でほぐす
  • 根元を押さえて、毛先から少しずつ
  • コームの先端で、少しずつ分ける
  • 無理なら、その日はやめる
  • ひどい毛玉はハサミで切らず、相談する
  • 皮膚を巻き込む危険がある

毛玉をハサミで切るのは危険です。

皮膚を一緒に切ってしまう事故が実際に起こります。

ほどけないほどの毛玉トリミングサロンや動物病院に相談してください。

専用のバリカン安全に処理してもらえます

根元まで届いているか確認する

見落とされやすいのが表面だけとかしているという問題です。

長毛種やダブルコートでは表面はきれいでも根元がもつれていることがあります。

根元まで届いているかの確認
確認方法 内容
毛を分けて、地肌を見る 根元の状態が分かる
コームを根元に通してみる 引っかかればもつれている
部分ごとに分けてとかす 「毛を持ち上げて、下から」
脇の下・内股・耳の後ろ もつれやすい場所
首輪・ハーネスの下 こすれてもつれやすい

特に脇の下・内股・耳の後ろもつれやすく、見えにくい場所です。

意識して確認してください。

首輪やハーネスが当たる部分こすれてもつれやすい場所です。普段は外さないという方も、ブラッシングのときだけは外して確認すると見落としを防げます

進める順番

ブラッシングを進める順番
嫌がりにくい場所から始めて、苦手な場所は最後にします。

どこから始めるかで受け入れられ方が変わります。

ブラッシングの順番
順番 場所 理由
1 背中 いちばん嫌がりにくい
2 わき腹 毛が絡まりやすい
3 お尻・しっぽの付け根 皮脂がたまりやすい
4 敏感なので慎重に
5 お腹 無防備になる場所
6 顔まわり・耳 最後に、短時間で

いきなり足や顔から始める最初から拒否されます

嫌がりにくい場所で落ち着いてもらってから苦手な場所へ進むのが基本です。

苦手な場所は、無理をしない

足先・顔・耳・しっぽ嫌がる犬が多い場所です。

  • 1〜2回とかしたら、すぐやめる
  • 終わったらおやつを与える
  • 毎回全身を完璧にやろうとしない
  • 数日かけて全体を回ればよい
  • 嫌がる前にやめる
  • できたら大げさに褒める

「今日は背中とわき腹だけ」——

これで十分だと考えてください。

数日で全身を一周できれば問題ありません

毎回全身にこだわると時間が長くなり、嫌になります

姿勢にもコツがある

どんな体勢でやるかも受け入れやすさに影響します。

ブラッシング時の姿勢
やり方 評価
横に座って、体に手を添える 落ち着きやすい
小型犬は膝の上 安定する
立たせたまま 短時間なら問題ない
正面から押さえる 逃げ場がなく嫌がる
仰向けに押さえつける 強い抵抗を招く
上から覆いかぶさる 威圧に感じる

押さえつけないことが重要です。

逃げられる状態を保っておくほうが結果的に落ち着いていられます

逃げようとしたら、そこで終わりにする——この対応のほうが次回につながります

頻度は毛質で変わる

毛質別の頻度の目安
毛質によって、必要な頻度は変わります。

どれくらいの頻度でやるか毛質によって変わります

毛質別・ブラッシングの頻度
毛質 頻度の目安 重点
長毛種 毎日 もつれを作らない
巻毛 毎日〜隔日 毛玉になりやすい
ダブルコート 週2〜3回 換毛期は毎日
短毛・シングルコート 週1〜2回 汚れと抜け毛を取る
換毛期(春・秋) 頻度を上げる 下毛を取り除く

1回の時間は5〜10分で十分です。

長時間やるより、短く毎日のほうが犬の負担も少なく、効果も出ます

毛質に合った道具の選び方は犬の抜け毛対策で詳しく解説しています。

やりすぎにも注意する

頻度が高ければよいとは限りません。

同じ場所を何度もこする皮膚を傷つけることがあります。

  • 同じ場所を何度も往復しない
  • 赤みが出たら、すぐやめる
  • 下毛用の道具は使いすぎない
  • 必要な毛まで取ってしまうことがある
  • 皮膚が薄い場所は特に慎重に
  • 換毛期以外は頻度を落とす

よく取れるからといってやりすぎないことが大切です。

取れる量ではなく、皮膚の状態を基準にしてください。

皮膚を守る毛まで取ってしまうかえって皮膚トラブルの原因になることがあります。

嫌がる犬の慣らし方

すでにブラシを嫌がる場合はやり直しが必要です。

いきなりとかそうとしないことが前提になります。

ブラッシングに慣らす手順
段階 やること 次へ進む条件
1 ブラシを見せるだけでおやつ 逃げなくなったら
2 体に軽く触れさせるだけ 平気になったら
3 背中を1回だけとかす 受け入れたら
4 少しずつ回数を増やす 嫌がらなければ
5 範囲を広げる 落ち着いていられたら
嫌がったら、前の段階へ 戻ることは失敗ではない

最大のコツは「嫌がる前にやめる」

すべての段階に共通する最も重要なコツです。

我慢させてから終わるのではなくまだ余裕があるうちに終える——

終わり方によって、犬が覚えること
終わり方 犬が覚えること
嫌がる前にやめる 「たいしたことではない」
嫌がってからやめる 「嫌がればやめてもらえる」
嫌がっても続ける 「ブラシは嫌なこと」
押さえつけて終える 手を怖がるようになる

「もう少しできそう」というところでやめる——

これが次への意欲につながっていきます。

終わったら、必ず良いことをする

終わり方も重要です。

  • 終わったらすぐおやつ
  • 穏やかな声で褒める
  • 遊びに誘う
  • 毎回同じ流れにする
  • 「終わり」の合図を決めておく
  • 散歩の前にやると、そのあと楽しみがある

ブラッシング=そのあと楽しいことがある——

この結びつきができれば自分から来るようになることもあります。

散歩の前にやるという工夫も有効です。

ブラッシングが終わったら散歩に行ける——この流れができれば待ち遠しい時間にすらなりえます。

トリミングに出す犬でも、家でのケアは必要

定期的にトリミングサロンに通っているから家では何もしなくていい——そう考えている方もいるかもしれません。しかし次のトリミングまでの間毛はもつれていきます

家でのケアをしない場合に起きること
家でのケアをしないと 起きること
もつれが毛玉になる ほどけなくなる
短く刈るしかなくなる 希望のスタイルにできない
ほどく作業に時間がかかる 追加料金になることも
犬の負担が大きい 長時間の作業になる
皮膚トラブルに気づけない 毛に隠れて見えない

毛玉ができてしまうとほどくのに時間がかかり犬にとっても大きな負担になります。場合によっては希望のスタイルにできず、短く刈るしかなくなることもあります。

  • トリミングの間隔を延ばすためにも家でとかす
  • もつれやすい場所だけでもよい
  • 脇の下・内股・耳の後ろを重点的に
  • 首輪やハーネスの下も確認する
  • 1日5分でも続ける
  • サロンで、家でのケア方法を教わるのもよい

トリマーに聞けばその犬に合った方法を教えてもらえます「家ではどこを重点的にやればいいか」一度相談してみると効率よく続けられます。

ブラッシングは、健康チェックにもなる

ブラッシング中に確認したいこと
ブラッシングは、毎日の健康チェックにもなります。

ブラッシングには抜け毛を取る以外の価値があります。

毎日体を触る機会になる——これが実は大きな意味を持ちます。

ブラッシング中に確認できること
確認できること 気づけること
しこり できものの早期発見
皮膚の色 赤み・黒ずみ・発疹
かさぶた・脱毛 皮膚トラブル
ノミ・ダニ 黒い粒や虫の付着
触ると痛がる場所 けが・炎症・関節の問題
体型の変化 痩せた・太った
もつれ・毛玉 ひどくなる前に対処できる

毛の中に隠れた変化普段はなかなか気づけません

  • 手のひらを滑らせて、凹凸を確認する
  • 毛をかき分けて地肌の色を見る
  • 触ると嫌がる場所がないか
  • 左右で違いがないか比べる
  • しこりを見つけたら大きさをメモする
  • 月に1回は意識して全身を確認する

毎日のブラッシングがそのまま健康管理になる——

そう考えると習慣にする価値が見えてきます。

日々の健康チェックについては犬の病気のサインは毎日の5項目でわかるで解説しています。

子犬のうちから始めておく

ブラッシングは子犬のうちに慣らしておくことで生涯にわたって楽になりますまだ毛が短くて必要性が低い時期から「触られること」「道具を当てられること」に慣らしておくと、本格的に必要になる時期にすんなり受け入れてくれます。

時期別のブラッシングの進め方
時期 やること
迎えた直後 体を触られることに慣らす
子犬期 柔らかいブラシで、短時間から
生後4〜7か月 毛が生え替わる時期。頻度を上げる
成犬 毛質に応じた頻度で続ける
シニア期 短時間で。無理な体勢を取らせない

子犬の時期まだ抜け毛が少なくブラッシングの必要性を感じにくいかもしれません。しかしこの時期に慣らしておくかどうかその後何年もの手入れのしやすさが決まってきます。

  • 毛が短くても、道具を当てる練習をする
  • 1日1分でも構わない
  • 終わったら必ずおやつを与える
  • 足先・耳・しっぽも少しずつ触る
  • 嫌がる前にやめることを徹底する
  • 遊びの延長のような雰囲気で

シニア期には逆に配慮が必要になります。長時間同じ体勢でいるのがつらいことや皮膚が弱くなっていることがあるためです。短時間で切り上げ、無理な体勢を取らせないようにしてください。

シャンプーとの組み合わせ

シャンプー前のブラッシング必ずやっておきたい工程です。

もつれたまま洗う水を含んで毛玉が固くなりほどけなくなることがあります。

シャンプーとブラッシングの組み合わせ
場面 やること
シャンプー前 もつれを取り、浮き毛を落とす
シャンプー中 指の腹でやさしく洗う
乾かすとき 根元までしっかり乾かす
乾いた後 もう一度ブラッシング
生乾き 皮膚トラブルの原因になる

ダブルコート長毛種根元が乾きにくいため念入りに乾かしてください。

ドライヤーは低温で、常に動かしながら使います。

熱を一点に当て続けるのはやけどの原因になります。

乾かしながらとかす根元まで風が届き乾きも早くなりますドライヤーの音を怖がる犬には離れた場所で弱風から慣らすところから始めてください。

タオルドライを丁寧にしておくドライヤーの時間そのものを短くできるため、犬の負担も減らせます。

よくある質問

Q. ブラシを見ただけで逃げます。

A. 過去に痛い経験をした可能性が高いです。ブラシを見せるだけでおやつからやり直してください。また自分の腕に当ててみて、痛くない角度と力を確認しましょう。

Q. どこから始めればいいですか?

A. 背中から始めてください。いちばん嫌がりにくい場所です。足先・顔・耳・しっぽは嫌がる犬が多いため最後に、短時間で。毎回全身を完璧にやる必要はありません。

Q. 正しい当て方は?

A. ブラシを寝かせた角度で、手首のスナップで軽く動かします。皮膚に垂直に立てると刺さります。毛の流れに沿って、ゆっくり一定のリズムで。

Q. もつれが取れません。

A. 引っぱらないでください。皮膚ごと引っぱられて強い痛みになります。根元を押さえて、毛先から少しずつほぐし、無理ならその日はやめましょう。ハサミで切るのは危険です。

Q. 頻度はどれくらいが適切ですか?

A. 毛質によります。長毛種・巻毛は毎日〜隔日、ダブルコートは週2〜3回(換毛期は毎日)、短毛は週1〜2回が目安。1回5〜10分で十分です。

Q. やりすぎるとよくないのですか?

A. 同じ場所を何度もこすると皮膚を傷めます。特に下毛を掻き出す道具は使いすぎると必要な毛まで取ってしまい、かえって皮膚トラブルの原因になることがあります。

Q. 嫌がるので押さえつけてやっています。

A. 逆効果です。拘束が嫌になり、手を怖がるようになります。横に座って体に手を添える形にし、嫌がる前にやめることをくり返してください。

まとめ|痛くしないことが、すべて

ブラッシングを嫌がる原因の多くは痛い経験です。

ブラシを寝かせた角度で、手首のスナップで軽く——これだけで受け入れてくれるようになることがあります。

順番は背中から始めて、顔まわりは最後毎回全身にこだわらず、数日かけて回ればよいと考えてください。

そして最大のコツは「嫌がる前にやめる」こと。我慢させてから終わるのではなくまだ余裕があるうちに終える——

この積み重ねが「ブラシは嫌なことではない」という経験になり、毎日の健康チェックにもつながっていきます。

今日から試してみたい3つのこと

  • 1自分の腕にブラシを当てて、痛くないか確かめる
  • 2背中から始めて、5分で切り上げてみる
  • 3とかしながら、しこりや皮膚の色を確認する

ブラッシングは、毛を整えるだけの時間ではありません。毎日の健康チェックであり、触れ合いの時間でもあります。

モフ@ペット好き

本日の「犬猫の悩みを即解決!」の記事「犬のブラッシングのやり方|順番と力加減で嫌がらなくなる」でした。
下記の#タグキーワードからも、関連記事を検索できます。

記事上に掲載された情報は投稿日現在のものです
Others
同じカテゴリの記事


この記事を書いた人

モフ@ペット好き 犬猫の悩みを即解決!は、愛猫・愛犬のしつけに悩む方、爪とぎや夜鳴き・吠えなどの問題行動を改善したい方、初めてペットを迎えて飼い方に不安を感じている方まで、犬猫に関する悩みに応える専門情報メディアです。

記事一覧はこちら
Category
カテゴリー
Recommendation
おすすめタグ
ネコのサイン
犬の病気
ネコの病気
犬のしぐさ
ネコのしつけ
急上昇ワード