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犬のトイレが覚えられない5つの原因|叱ると隠れてするようになる
犬のトイレが覚えられない5つの原因
モフ@ペット好き

こんばんは。
今回「犬猫の悩みを即解決!」が自信を持ってお届けする記事は「犬のトイレが覚えられない5つの原因|叱ると隠れてするようになる」です。ではどうぞ!

何度教えても、トイレを覚えてくれない

シートの隣でしてしまう。廊下やソファで粗相をする。

つい叱ってしまうけれど、まったく直らない——

実は叱っても場所は伝わりません。伝わるのは「見られていると怒られる」ということだけ。その結果、隠れて排泄するようになることがあります。

結論

トイレを覚えないのは置き場所・サイズ・タイミング・掃除に原因があることがほとんどです。叱っても場所は伝わりません。成功したときにその場で褒めることが唯一の教え方です。急に失敗が増えた場合は体調を疑ってください。

この記事でわかること

  • 覚えられない5つの原因
  • 叱ってはいけない理由
  • 置き場所とサイズを見直す
  • 先回りして連れて行く
  • 急に失敗が増えたときは、体を疑う

覚えられない5つの原因

トイレを覚えられない5つの原因
失敗には必ず理由があります。多くは環境で説明がつきます。

失敗には必ず理由があります。

そして多くは環境で説明がつきます

トイレを覚えられない原因と対策
原因 見分け方 対策
置き場所が悪い 寝床や食器に近い 離れた場所へ移す
サイズが小さい はみ出している・端でする 大きくする
タイミングを外している 連れて行くのが遅い 先回りする
においが残っている 毎回同じ場所で失敗 消臭を徹底する
体調の問題 急に失敗が増えた 受診する
マーキング 少量を複数箇所に 去勢・環境の見直し
不安・ストレス 環境の変化のあとから 原因を取り除く

「うちの犬は頭が悪いのでは」と考える必要はありません。

ほとんどの場合、教え方や環境の側に理由があります

叱ってはいけない理由

叱ると隠れてするようになる仕組み
叱っても場所は伝わりません。伝わるのは「見られると怒られる」だけです。

ここが最も重要な部分です。

失敗を叱っても、正しい場所は伝わりません

犬に伝わるのは「排泄しているところを見られると怒られる」ということだけです。

叱ったときに起きること
叱ったときに起きること 説明
隠れて排泄するようになる ソファの裏・部屋の隅などで
人の前で排泄しなくなる 散歩中にもできなくなることが
食糞につながることがある 証拠を消そうとする
排泄を我慢するようになる 体に負担がかかる
飼い主を怖がるようになる 信頼を損なう
失敗の発見が遅れる 体調の変化に気づけない

⚠ いちばん困るのは「隠れてする」こと

叱られ続けた犬は見えない場所で排泄するようになることがあります。

ソファの裏、カーテンの陰、押し入れの中——

発見が遅れて掃除が大変になるだけでなく、尿の色や量の変化に気づけなくなるという問題もあります。

排泄の様子は健康状態を知る重要な手がかりです。見える場所でしてもらうほうが、犬のためにもなります。

正しいのは「成功したら褒める」

教え方はひとつだけです。

正しい場所でできた瞬間に褒める——これに尽きます。

  • 排泄が終わった直後に褒める
  • 1〜2秒以内に。おやつも有効
  • 静かな声で。大声だと驚いて中断する
  • 途中で声をかけない(気が散る)
  • 毎回褒める。慣れてきたらたまにでよい

排泄の途中で声をかけないのがコツです。

驚いて中断してしまうと、別の場所で続きをすることになりかねません。

終わってから、静かに褒める——この順番を守ってください。

置き場所とサイズを見直す

失敗が続くなら、まず環境を疑ってください。

置き場所|寝床と食器から離す

犬には寝床や食事の場所で排泄したくないという性質があります。

トイレが寝床のすぐ隣にあると、犬はそこを避けて別の場所で排泄することがあります。

トイレの置き場所の評価
条件 評価
寝床から離れている 良い
食器から離れている 良い
静かで落ち着ける 良い
人の通り道 落ち着けない
寝床のすぐ隣 避けてしまう
ドアの前・玄関 人の出入りで落ち着かない
行くまでに障害がある 間に合わない

見落とされやすいのが「行くまでの経路」です。

段差がある、ドアが閉まっている、遠い——

こうした条件があると、間に合わずに失敗することがあります。

特に子犬とシニア犬は我慢が効きません。近くに複数置くことも検討してください。

サイズ|思っているより大きく

シートの端でしてしまうはみ出す——

これはサイズが小さいサインです。

  • 犬が方向転換できる広さが必要
  • 体長の1.5〜2倍程度が目安
  • ワイドサイズやシートを複数枚並べる
  • 囲いのあるトイレトレーを使う
  • 足がはみ出す=狭い

犬は排泄前にくるくる回ることがあります。

回れないほど狭いと、そもそも使いにくいのです。

まず大きくしてみる——これだけで解決することは少なくありません。

先回りして連れて行く

トイレに連れて行くタイミング
犬から知らせるのを待つのではなく、こちらから先回りします。

犬が知らせるのを待つのではなく、こちらから先回りするのが基本です。

トイレに連れて行くタイミング
タイミング 目安
寝起き 起きた直後は必ず
食後 15〜30分後
水を飲んだあと しばらくして
遊んだあと 興奮のあとは出やすい
そわそわし出したら 床のにおいを嗅ぎ出す
くるくる回りはじめたら 直前のサイン
子犬の場合 1〜2時間ごとにも

特に分かりやすいのが「床のにおいを嗅ぎながら歩き回る」という動きです。

これは場所を探しているサイン。ここで連れて行けば成功します

くるくる回りはじめたらもう直前です。急いで誘導してください。

成功率を上げるコツ

最初のうちは失敗させない環境をつくることが近道です。

  • 行動範囲を狭くする(サークルなど)
  • トイレをすぐ近くに置く
  • 成功体験を積ませることを優先する
  • できるようになったら範囲を広げる
  • 広げて失敗したら、また狭める

広い家を自由に歩かせながら教えるのは難易度が高くなります。

狭い範囲で確実に成功させ、少しずつ広げる——

遠回りに見えて、これがいちばん早い方法です。

うれションと、服従の排泄

トイレは覚えているのに特定の場面だけ漏らす——

この場合は別の現象です。

場面限定の排泄と対応
現象 起きる場面 対応
うれション 帰宅時・来客時 興奮させない
服従の排泄 叱られたとき・見下ろされたとき 威圧しない
恐怖による失禁 雷・花火など 逃げ場をつくる
興奮による失敗 遊びが激しくなったとき 休憩を挟む

いずれもわざとではありません

強い興奮や緊張で自分では制御できていない状態です。

⚠ 叱ると必ず悪化します

うれションや服従の排泄を叱ると、犬は「その場面で怒られる」と学習します。

結果として緊張と不安が強まり、さらに漏らすようになります

対策は興奮させない・威圧しないこと。帰宅時は声をかけず、しゃがんで目線を下げ、落ち着いてから挨拶してください。

子犬に多く、成長とともに減ることが多いものです。

成犬になっても続く場合や興奮していないときにも漏れる場合は、一度受診してください。

掃除の方法を見直す

失敗した場所の掃除方法
においが残ると、犬は同じ場所を繰り返し使います。

毎回同じ場所で失敗する——

この場合、においが残っている可能性があります。

犬の嗅覚は非常に鋭く、人が気づかないにおいも分かるとされています。

失敗した場所の掃除方法
やること 理由
すぐに拭き取る 時間が経つほど残る
ペット用の消臭剤を使う においの元を分解する
アンモニア臭の洗剤は避ける 尿のにおいと似ている
犬の見ていない場所で掃除する 遊びと誤解させない
下地まで染みたら交換を検討 拭くだけでは残る
カーペットは特に念入りに 繊維の奥に残りやすい

見落とされやすいのが「犬の目の前で掃除しない」ことです。

あわてて拭き取る動作は犬にとって面白い遊びに見えることがあります。

いったん別の部屋に移してから掃除してください。

なお、失敗したシートを少しだけ残しておくという方法もあります。

自分のにおいがある場所をトイレだと認識しやすくなるためです。

シートの素材と、犬の好みも関係する

見落とされやすいのが足の裏の感触です。

犬は排泄する場所の感触に好みを持つことがあります。

トイレの素材と犬の傾向
素材 好む犬の傾向
ペットシート 最も一般的。多くの犬が使える
人工芝タイプ 外で覚えた犬に向くことがある
新聞紙 昔ながら。においが残りやすい
タオル・布 これで覚えると洗濯物も狙われる
メッシュ付きトレー シートを掘る・破く犬に

注意したいのがタオルや布です。

うっかり布の上で成功させてしまうと、足ふきマット・バスマット・洗濯物をトイレだと認識してしまうことがあります。

  • 床に布類を置きっぱなしにしない
  • 洗濯物を床に放置しない
  • ラグやマットは一時的に撤去する
  • できるようになってから戻す
  • 失敗した布はすぐ洗う

覚えるまでは、紛らわしい物を置かない——

これも成功率を上げる大切な工夫です。

急に失敗が増えたときは、体を疑う

できていたのに、急にできなくなった——

この場合は体の問題を疑う必要があります。

急に失敗が増えたときに疑うこと
様子 疑われること
回数が急に増えた 膀胱や腎臓の問題
水をたくさん飲む 内分泌の問題も
排泄のときに鳴く・痛がる 痛みがある
尿の色が濃い・血が混じる すぐ受診
少量を何度も 膀胱の炎症など
寝ている間に漏れる 失禁の可能性
下痢や軟便を伴う 消化器の問題

特に水を飲む量が増えている場合は注意が必要です。

飲む量と出る量は健康状態を知る重要な手がかりになります。

1日にどれくらい飲んでいるかを測っておくと、受診時に役立ちます。

シニア犬の失敗は、責めないでください

高齢になるとできていたことができなくなることがあります。

  • 我慢が効かなくなる(筋力の低下)
  • トイレまで間に合わない(歩行の衰え)
  • 認知機能の変化で場所が分からなくなる
  • 寝ている間に漏れる
  • 目が見えにくく、場所を見つけられない

これは本犬の意思ではありません

叱っても改善せず、不安を与えるだけです。

シニア犬の排泄をサポートする工夫
工夫 内容
トイレを増やす 寝床の近くにも置く
段差をなくす スロープ・マットで移動しやすく
床に滑り止めを敷く 踏ん張れるようにする
おむつを検討する 皮膚のケアもあわせて
夜間に小さな明かりを残す 場所が分かりやすくなる
定期的に受診する 治療で改善することも

「年だから仕方ない」と片づける前に、一度動物病院で相談してみてください。

治療や環境の工夫で改善できることがあります。

そして、おむつを使うことに罪悪感を持つ必要はありません

犬も飼い主も穏やかに過ごせることが何より大切です。皮膚が蒸れないよう、こまめに交換してあげてください。

外でしかしない犬の場合

散歩のときしか排泄しない——これも多い相談です。

室内でできないことにはいくつかの背景があります。

外でしか排泄しない背景
背景 説明
外で覚えてしまった 最初から外で排泄していた
室内で叱られた経験がある 家では出せなくなった
トイレの環境が合わない 場所・広さ・素材
においを残したい 外でのマーキングを兼ねている
習慣として固定している 長年そうしてきた

これが問題になるのはいざというときです。

  • 台風や大雪で外に出られない日
  • 体調を崩して散歩に行けないとき
  • 飼い主がけがや病気で歩けないとき
  • 災害時の避難生活
  • 入院や手術で預けるとき
  • シニアになって歩けなくなったとき

我慢し続けると体に負担がかかります

元気なうちに室内でもできるようにしておくと安心です。

室内で排泄できるようにする手順

すでに外で習慣づいている犬でも、やり直すことは可能です。

室内排泄への切り替え手順
手順 やること
1 外での排泄を、指示と結びつける
2 排泄しはじめたら「ワンツー」など決まった声をかける
3 終わったら必ず褒める
4 数週間続けて、指示で出せるようにする
5 庭やベランダのシートの上で試す
6 できたら室内へ移していく

鍵になるのが「指示で排泄できるようにする」ことです。

排泄の最中に決まった言葉をかけ続けると、その言葉と行動が結びついていきます。

これができるようになると旅行先や災害時にも役立ちます

マーキングとの見分け方

粗相ではなくマーキングということもあります。

粗相とマーキングの見分け方
粗相・失敗 マーキング
まとまった量 少量
場所 床の平らな面 壁・家具の脚・柱
回数 1回でしっかり 複数箇所に少しずつ
姿勢 しゃがむ 足を上げる
きっかけ 我慢の限界 来客・他の犬のにおい・環境の変化

マーキングならトイレトレーニングでは解決しません

対策の方向が異なります。

  • マーキングされた場所を徹底的に消臭する
  • 他の犬のにおいがついた物を持ち込まない
  • 来客の前後は特に注意して見る
  • マナーベルトを一時的に使う
  • 去勢・避妊について獣医師に相談する
  • 環境の変化がなかったか振り返る

引っ越し・家族が増えた・近所に新しい犬が来た——

こうした変化のあとに始まることがよくあります。

よくある質問

Q. 失敗を見つけたら、叱るべきですか?

A. 叱らないでください。犬に伝わるのは「見られていると怒られる」ということだけで、隠れて排泄するようになります。成功したときに褒めるのが唯一の教え方です。

Q. シートの端でしてしまいます。

A. サイズが小さい可能性があります。犬は排泄前にくるくる回ることがあり、方向転換できる広さが必要です。体長の1.5〜2倍程度を目安に、ワイドサイズや複数枚並べる方法を試してください。

Q. 毎回同じ場所で失敗します。

A. においが残っている可能性が高いです。犬の嗅覚は鋭く、人が気づかないにおいも分かります。ペット用の消臭剤を使い、アンモニア臭のする洗剤は避けてください。

Q. いつ連れて行けばいいですか?

A. 寝起き・食後15〜30分・遊んだあとが基本のタイミングです。また床のにおいを嗅ぎながら歩き回るのは場所を探しているサイン。ここで連れて行けば成功します。

Q. 急に失敗が増えました。

A. 体の問題を疑ってください。回数が増えた、水をたくさん飲む、排泄時に鳴く、尿の色が濃い——こうした変化があれば受診してください。飲む量と出る量は重要な手がかりです。

Q. 高齢の犬が失敗するようになりました。

A. 責めないでください。筋力の低下、歩行の衰え、認知機能の変化などが背景にあり、本犬の意思ではありません。トイレを増やす、段差をなくす、滑り止めを敷く——環境の工夫と受診を検討してください。

Q. 壁や家具の脚にかけます。

A. マーキングの可能性があります。少量を複数箇所に、足を上げてするのが特徴です。トイレトレーニングでは解決しません。徹底的な消臭と、環境の変化がなかったかの確認から始めてください。

まとめ|叱らず、環境を変える

犬がトイレを覚えないのは置き場所・サイズ・タイミング・掃除に原因があることがほとんどです。

叱っても場所は伝わりません。伝わるのは「見られていると怒られる」ということだけで、隠れて排泄するようになります

やるべきは成功したその場で褒めること。そして失敗させない環境を先につくることです。

最後にもうひとつ。急に失敗が増えたら、体を疑ってください。排泄は健康状態を映す鏡です。その変化に気づけるのは、毎日そばにいる人だけです。

今日から試してみたい3つのこと

  • 1トイレの大きさを、体長の1.5〜2倍に広げてみる
  • 2寝起きと食後15〜30分に、こちらから連れて行く
  • 3失敗した場所を、ペット用消臭剤で念入りに掃除する

トイレの失敗は、犬の能力の問題ではありません。環境を整えるだけで解決することが、驚くほど多くあります。

モフ@ペット好き

本日の「犬猫の悩みを即解決!」の記事「犬のトイレが覚えられない5つの原因|叱ると隠れてするようになる」でした。
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